【初心者向け】車の塗装の役割って何?塗装に挑戦するなら知っておきたい3つの役割紹介‼

基礎知識

車の塗装にはどんな役割があるのか知ってますか?
役割を知らないまま塗装している方多いと思います。

役割を知らないまま塗装するより、知った上で塗装する方が質の高い塗装をすることが出来ます。

そこで今回は車の塗装の3つ役割」ついて解説していきます。

ふじもん
ふじもん

今回の記事の内容をしっかり覚えていれば、塗装に対する考え方が変わると思うのでぜひ最後まで目を通してみて下さい。

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機能の付与

「機能の付与」と言われると難しく聞こえますが、簡単に言うと、パトカーや消防車などをわかりやすく見分けられるように色付けすることです。

車以外にも、看板や識別表示なども同じような意味で塗装されています。

何気なく毎日見る物が、すべて同じ色だったら何が何だかわかりませんよね。

物を一目で判断できるように色付けすることも、塗装の大切な役割です!

物体の美観

言で説明すると、塗装で車を綺麗に見せる役割のことです。

具体的な役割
  • 複雑な形状をしている車を塗装することで、立体的な色彩感を与える役割

  • 古くて傷んだ塗装を再塗装して綺麗にする役割

  • 好みの色に再塗装する役割

車を綺麗に見せたり、カスタムする上で最も大切な役割となります。

物体の保護

役割説明

車のボディは主に鉄板で作られています。(アルミが使用されている物もある)
鉄板は、空気中の酸素と水分によって錆が発生します。
つまり鉄板がむき出しのままだと錆が発生してしまうので、塗装をして鉄板を保護する役割が物体の保護になります

塗装の役割の中で最も大切な役割となります。

塗装が剥がれ、錆が発生してしまった場合対処法

持ち主が傷をつけないように大切にしている車も走行すると、事故や飛び石などで塗装が剥がれてしまうことがあります。
もし色剥げが起きてしまった場合、錆が発生しない様に行った方がいい対処法をご紹介します。

飛び石が当たり、色剥げしたばかりのボンネットの写真です。
白色が剥げて鉄板が見えてしまっています。
この程度の小さな色剥げでも、何の処置もせず時間が経つと

錆が発生し、錆の部分が約5倍の大きさになっています。
それだけではなく、
錆が発生した部分を中心に周辺へ錆が進行していき、塗装を押し上げているのがわかりますか?

ここまで大きくなってしまうと、修理例として

  1. 錆の部分だけではなく赤丸で囲った部分の塗装を除去し、錆を除去してからタッチアップ
    (修理跡が目立つ、修理費用が安い)

  2. ボンネット全面を再塗装
    (綺麗に直る、修理費用が高い)

この2パターンがあります。

*【タッチアップ】とは、小さな傷を筆で塗ること。
 
ホームセンターに、塗料と筆が1つになったタッチアップペンなどが売っています。

塗料くん
塗料くん

錆の上からタッチアップで

色を塗るだけでいいんじゃないの?

錆の上からタッチアップ、ダメです‼
塗料は鉄板が錆びない様に保護するだけで、錆止めの効果はありません‼
なので錆の上から色を塗っても、一時的に見栄えが良くなるだけで何の解決にもなりません。


画像のように範囲が広いと、タッチアップでは見た目が悪くなってしまうので、修理代は高いですが再塗装を希望する方もいます。

結果的に錆が発生すると

  1. 見た目がわるくなる

  2. 修理にお金がかかる

いいことないですよね。

洗車した時などに色剥げや錆に気付いたら、放置せず、すぐに対処することが大切です‼

まとめ

今回は「塗装の3つの役割」について解説してきました。

  • 物を一目で判断できるように色付けする

  • 車を綺麗に見せる役割

  • 車のボディが錆びないように保護する

知っているようで意外と知らない役割だったと思います。

塗装の基礎の内容でしたがとても大切な内容なので、塗装に興味がある方は
覚えておいてください。

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