soft99のウレタン缶スプレーは、プロ用のウレタン塗料と同等の性能があるのか?実際に塗装して検証してみた‼

商品レビュー

ホームセンターやカー用品店に売っている缶スプレーの中に、少し値段が高い「ウレタンクリア」という商品があります。

「ウレタンって何だろう?」「他の缶スプレーに比べて値段が高いのはなぜ?」と思っている方多いのではないでしょうか?

今回の記事では、ウレタン缶スプレーを実際使用してみた感想と、プロ用のウレタン塗料と同じくらいの性能があるのかを検証していこうと思います。

ふじもん
ふじもん

文章で長々と解説するより、動画で解説した方が分かりやすいと判断したので、解説動画を多めにしています‼

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ウレタン塗料とは

ウレタン塗料とは、アクリルポリオール樹脂とイソシアネート樹脂が反応してできるウレタン樹脂を主成分とした塗料のことですが、ウレタンが何かというのは大切ではありません‼

大切なのは、硬化剤が入っているかどうかです‼

覚えておいてもらいたいのが、ラッカー塗料は硬化剤を含まない1液塗料というものに分類され、ウレタン塗料は硬化剤を含む2液塗料というものに分類されます。

・1液塗料=主剤塗料 (色) + シンナー (塗料薄め液)
・2液塗料=主剤塗料 (色) + 硬化剤 + シンナー (塗料薄め液)

ウレタンクリアの下準備

下準備の手順
  1. ウレタン缶スプレーの下側のキャップを開けると金属のピンがあるので、このピンをしっかりと奥まで押し込みます。
    (缶の中で分けられている、クリアと硬化剤が混ざり始めます。)

  2. 缶を逆さにして、5~10分ほど放置する。

  3. 10分後、缶を20~30回程度よく振り、クリアと硬化剤をしっかり混ぜ合わせます。
ウレタン缶スプレーの下準備

ふじもん
ふじもん

缶の中でクリアと硬化剤を混ぜ合わせるので、ちゃんと混ざっているかどうかの確認が出来ません。

なので僕は、金属ピンを押し込み約15分ほど放置し、その後約80回ほど缶を振りました‼
混ざっていないより混ぜ過ぎるくらいの方が良いので、説明書きより少し多めに混合作業を行いました。

ウレタンクリアを分解してみた

使用後のウレタンクリアを分解してみました。
乾電池のような物の中に硬化剤が入っていて、金属ピンを押し込むことで穴を開け、缶を逆さに向けることによって、金属ピンの横に見える小さな隙間から硬化剤が流れ出るという仕組みになっていました。

ウレタンクリアの調整方法

soft99のウレタンクリア(2液)とボデーペン(1液)

soft99の缶スプレーは通常の缶スプレーとは違い、吐出量とパターン幅の調整をすることが出来ます。

soft99の缶スプレーの調整方法

塗装は基本、噴出口は縦向きで、缶スプレーを横に動かします。
なので噴出口を横向きにして、缶スプレーを縦に動かすことはあまりありません。

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スプレーガンで塗装するクリア塗装と缶スプレーで塗装するクリア塗装の比較

「缶スプレーで綺麗に塗装出来るの?」「スプレーガンみたいに綺麗に塗装出来ない」と思っている方多いのではないでしょうか?

軽自動車のフロントフェンダーを使って、スプレーガンで塗装するクリア塗装とウレタン缶スプレーで塗装するクリア塗装の比較をしてみました‼

スプレーガンで塗装するクリア塗装と缶スプレーで塗装するクリア塗装の比較

ウレタンクリアはシンナーで溶けるのか?実験

ラッカー塗料(1液塗料)は、シンナーやガソリンで拭き上げると溶けてしまいます。
ウレタン塗料(2液塗料)は、樹脂と硬化剤が化学反応を起こし、強靭な塗膜になるのでシンナーやガソリンでは溶けません。

「プロ用のウレタン塗料はシンナーに強いだろうけど、市販のウレタン缶スプレーはシンナーに強いの?」と疑問に思っている方、多いのではないでしょうか?

塗装後、約2日間常温乾燥させたウレタンクリアで実験してみました‼

ウレタンクリアはシンナーに強いのか?実験

まとめ

ウレタンクリアは、ホームセンターやカー用品店などで売っています。
1液の缶スプレーと比べると少し値段は高いですが、スプレーガンと塗料を購入する事を考えれば、安くで本格的な塗装をすることが出来ると思います。

今回の記事の実験結果から、ウレタン缶スプレーは溶剤に強いということが分かりました。
作業性も問題ないと思います‼

「塗装に興味はあるけど、スプレーガンやエアー設備を揃えてまで塗装したくない」という方にオススメです。
興味がある方は、是非一度使用してみてください‼

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